ゴキブログ一覧
2011 .3.31
シナゴキブリ 翅
昨日に続き翅.
前翅.
後翅.
複雑な斑が入る.
2011 .3.30
シナゴキブリ 頭部
シナゴキブリ Eupolyphaga sinensis ♂
前胸背拡大.
いわゆるゴキブリらしい頭部背面.
拡大して分かった事だが,意外と毛深い.
写真から確認できるだけで,頭頂,前胸全体,翅付け根全てに毛が密生している.
頭部前面.
通常ゴキブリの単眼点は小さく,頭部表面の内側に白く存在するが,これは眼のように飛び出して付いている.
口器周りなどゴキブリというよりトンボに似ていると思う.
(トンボを余し知らない人の感想です).
2011 .3.29
ネズミの手ぬぐい
机を整理していたら出てきた.
薬剤メーカーのバイエルは,毎年の干支を手ぬぐいにデザインして年賀で配っている.
これは鼠年の手ぬぐい.
鼠関係なので大事に保管していたもの.
絵からするとクマネズミのようだ.
私がどのネズミかというと,多分酒を飲んでいるかたわれでしょう.
2011 .3.28
ヤエヤママダラゴキブリ 飼育
日本産3種
外国産3種を飼育した中で,水に対して最も依存性が高いと思われる.
餌は固型飼料.
落ち葉.
たまに昆虫ゼリー・ニンジンを与えているが,別に必須ではないと思う.
いつ見ても何匹かは水中に没している.
卵胎生で幼虫は腐葉土ケースの中に潜り込んでいる.
成虫はシェルター外部にいることが多い.
2011 .3.25
タイ産マダラゴキブリ属かな・・.
シニマネカレハゴキブリ.
♂はマダラゴキブリ系の落ち葉形態.
♀は翅が生えず,幼虫と思えてしまう.
なんとなく殖えていたと思ったが,3匹しかいなかった.
その♀が仔を産んだ.
卵胎生である.
ミズゴケ間に見える白いのが生まれたばかりの幼虫.
大きな個体が♀成虫.
国内の種に限らず,マダラゴキブリ系(見た目判断)は繁殖にむらがある.
2011 .3.24
餌としてのユーカリ
普段は葉だけを与えていたが,葉を集める時になんとなく拾ってきた皮が残っていたので,捨てる前に食べるか与えてみた.
食べてますね.
齧ってます.
はたして,これが別の樹皮(例えば白樺・杉・クヌギ)でも食べるのか.
在庫がないので試す事はできないが,ユーカリゆかりの物であれば何でも食べそうである.
2011 .3.23
Archiblatta hoevenii インブリ
F2にて滅びるのか.
全くまともの卵を産まなくなった.
形が短かったり,潰れていたり.
色が薄かったり(白色系).
インブリはダメなのでしょうか.
カマキリ,タランチュラ類はダメと聞いていますが.
ゴキブリではたして起こるのか.
分かりません.
どなたか他系統飼育の方,トレードしませんか.
2011 .3.22
Aeluropoda insignis脱皮後
コモンネームは「フラットヒッシングコックローチ」.
云われてみればその通り.
本種は1属1種しか発見されていない.
脱皮後の色付き始める時期.
2011 .3.18
マルゴキブリの親子
なんとなく殖えてきた.
少し育った幼虫と♂成虫.
各ステージがそろってくると,維持が楽になると思う.
2,3齢幼虫だと思うが,通常は乾燥した場所を好むようで,乾いた木片隙間に入っているが,下の写真のように,ミズゴケの中にもぐりこむ個体もおり,どういった環境を好むのかいまだ良く分からない.
2011 .3.17
ゴキブリのはなし
ゴキブリのはなし
安富和男編著
技報堂出版
1800円+税
11人のゴキブリ専門家が章ごとに担当した作品.
現在発売されている本は,見た目は新しいが「ゴキブリ3億年のひみつ」より2年前に出版されている.
国内種や外国種,ゴキブリ通になれる本.
裏.
所々で頭や腹端を見せている黒いゴキブリは,やはりクロゴキだろう.
2011 .3.16
オガサワラゴキブリ ♂成虫羽化
オガサワラゴキブリ♂成虫羽化直後.
見慣れた雌と違い,身体はほっそりと翅が長い.
2011 .3.16
オガサワラゴキブリ ♂成虫羽化
オガサワラゴキブリ♂成虫羽化直後.
見慣れた雌と違い,身体はほっそりと翅が長い.
2011 .3.15
ハエのおもちゃ
害虫好きのT澤所長からもらいました.
黒のボディーに眼だけ雑に赤茶に塗っているだけですが,リアルな出来です.
錦糸町界隈で購入したそうですが,ネットで調べると3個入りで500円から100円と結構売られている.
最近の商品でしょう.
裏面もハエおもちゃの割には細かな作りとなっている.
種としてはクロバエに近いと思われる.
もう一種持っているが,出来栄えはこちらの方が断然良い.
昨晩は,いろいろやる事があり会社に泊まりました.
職場にはテレビが無く,有っても見ている時間も無く,本日,メールにていろいろ知らされました.
皆様,一番大変な時と思います.
頑張りましょう.
2011 .3.14
チャオビゴキブリ産卵場所
ゴキブリが産卵する場所は一般的に物陰など見つかりにくい場所に行なう.
チャオビゴキブリもシェルター内に産んでいるのだが.
これでは自分が潜む場所がなくなっている.
新しいシェルターはこのようにまだ潜むスペースがある.
シェルター内に卵を産み付け易い種は,他にもワモンゴキブリ・フタテンコバネゴキブリなどがあるが,これほど詰まらせるのは,今のところ本種だけ.
現場ではどうかというと,意外と露出した場所にボンドで張ったように1個単位で産下されているのを見る.
2011 .3.11
お見舞い申し上げます
さいたま新都心で地震にあいました.
2時間30分歩き何とか帰宅できましたが,すごい状態です.
皆様,大丈夫ですか?
こちらの飼育ルームは何とか無事との情報を得ましたが,見るまで心配です.
2011 .3.10
チャオビゴキブリ飼育
日本国内における本種の分布は,今のところ小笠原に限定されている.
飼育自体はチャバネゴキブリと変わらない.
なぜ分布が広がらないのか.
今のところ良く分からない.
2011 .3.9
ウルシゴキブリ中齢幼虫
成虫は地味な外見であるが,幼虫は意外とカラフル.
背面に前胸よりオレンジ色の斑が入る.
他のPeriplaneta属に比べ意外と印象に薄く,ケージのラベルを見ずに幼虫だけ見ると,種名が浮いてこない.
2011 .3.8
手乗りクマネズミ
クマネズミは,ラットやマウスと違い,実験動物として固定できていない.
なぜ出来ないかと云うと,生まれ持った臆病さからくる逃走技術にある.
少し驚かすと,子供の頃より毎日ハンドリングした個体も,脱兎のごとくいなくなる.
また,狭所での繁殖が難しい事.
たまにハムスターを飼育する様な狭いケージで交尾・産仔までする個体もいるが,人の気配を感じると,食ってしまったり,育児放棄したりする.
また,今となってラットやマウスで事足りている事もあると思う.
そんな中,まれに,触られても動じない個体が存在する.
体重は100g越えており,立派な成獣.
しかも,ハンドリング等の慣らしは全くしていない.
名前こそ付けていないが,おとなしい.だからかわいい.
他の同腹の個体は,手で持とう物なら当然噛み付いてくる.
手の上では居心地悪そうにして入るが,こんな感じ.
首を掴んでも無抵抗.されるがまま.
どんな状態かと言うと,こんな感じ.
これを固定していけば,たぶんラットのようにおとなしい個体ができると思われる.
2011 .3.7
Hemithyrsocera histrio 交尾
色褪せた♀とフレッシュな♂との組み合わせ.
ゴキブリは,一度受精してもその後数回に渡り交尾を行なう.
受精嚢の構造から考えると,古い精子は奥へ追いやられ,新しい精子が使用されると思われる.
2011 .3.4
ヤエヤマサソリ 多頭飼育
餌さえ十分に与えておけば,ゴキブリに近い感じで複数狭いケースで飼育できる.
親と同居の仔.
仔だらけ.
日本国内に棲息するマダラサソリと飼育感を比較すると,ヤエヤマサソリはグリーンバナナ,マダラサソリはマダラゴキブリ類の感じ.
違いがわかります?
2011 .3.3
ビートルローチ飼育
餌は草食系げっ歯類の固型飼料を与えている.
飼育ケージ内が干草の臭いがする.
水と餌とシェルターだけでたくましく殖えている.
2011 .3.2
トコジラミ 卵
現在,PCO業界で話題となっている「トコジラミ」の卵.
当社でも話題の昆虫であります.
拡大.
産卵後約24時間の卵.
1mm程の大きさで,いかにもカメムシといった形をしている.
現在,様々な場所で繁殖・増殖しており,近いうちに皆さんの家庭にも侵入すると言われている.
気を付けて下さい.
私も,会社で飼育(自宅で趣味で飼育している人はいないと思うが)しているので,家に持ち帰らないよう,万全の注意をしている.
2011 .3.1
Lucihormetica verrucosa色変化
前胸背板にある「目玉」に見える箇所の色が違う個体がいる.
オレンジ色をしている.
下の個体はノーマル.
上の個体がオレンジ.
この違いはどこからくるのか.
年齢によっても違うのかもしれない.
単純に比較すると,オレンジの個体は翅の色も黒色が強く出る傾向にあるようにみえる.